いちじくについて

伊藤農園で栽培しているいちじくは、島根県が推薦する島根ブランド食材のひとつです。当農園では蓬莱柿(ほうらいし)という品種のいちじくを栽培しています。

いちじくの原産地は小アジア又はアラビア南部とも言われています。旧約聖書において「知恵の木の実」として登場しているいちじくは、日本には8世紀ごろ、中国のシルクロードを経て寛永年間(1624~44)に長崎に伝来したといわれています。明治末期から本格的に栽培されたいちじくは家庭果樹として親しまれ、缶詰、砂糖漬け、ジャム、乾果などの加工もされています。

出雲市多伎町では昔から各家の敷地にいちじくの木が植えてありました。それが国の減反政策をきっかけとし、現在の特産品いちじくとなりました。

伊藤農園では減農薬栽培に取組み、「エコファーマー認定農園」と認定されています。
(認定番号1688(平成24年11月22日~平成29年11月21日))
エコファーマー認定農園とは化学肥料と科学合成農薬を5割以上減らしたうえで、地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動に取り組んでいる農園のことです。

環境にやさしい農業で、いちじくの品質を高め、安全ないちじくを持続的に生産する栽培に挑戦しています!

いちじくの成分

いちじくの果実には果糖、ブドウ糖、たんぱく質、ビタミン類、狩生医務、カルシウム、ペクチンなどが含まれています。

いちじくはビタミン類やカルシウム、鉄分等のミネラルを含むアルカリ性食品です。水に溶けやすい食物繊維が含まれており、腸の中をきれいにしてコレステロールの吸収を抑えてくれます。

肉料理や油っぽいものとの相性は抜群です!生ハム、チーズとの相性もよく、前菜などにも利用されます。